S27 最終48位 イベルザシアン
初めまして。さわと申します。
S27お疲れ様でした。新ルールでレート2000を達成できたので構築記事を書きました。
初めての記事で至らない点が多いと思いますが、読んで頂けると幸いです。
【構築経緯】
今期はザシアン+環境に多い並びに強い禁伝の組み合わせが軸として無難に強そうだったのでザシアンと組ませる禁伝を探す所からスタートした。
シーズン序盤は色々な組み合わせを模索したが、ザシアンが苦手とする日食ネクロズマ入りへの勝率があまり良くなかったため最終的にイベルタルを採用した。終盤に黒馬バドレックスと当たることが増えたので採用して正解だった。
残りの4体は、対面性能が高い襷マンムー、ザシアンやカミツルギのクッションとなるゴツメサンダー、相手のサンダーが重いためラッキー、ウオノラゴンやエースバーンなど水炎の一貫を切るためにドヒドイデを入れて構築が完成した。
【コンセプト】
ゴツメ、ステロ、状態異常を絡めたサイクルで相手を疲弊させ、イベルタルorザシアンを通す。
イベルザシアンマンムーの対面選出で殴り勝つ
【個体紹介】
イベルタル
持ち物 命の珠
特性 ダークオーラ
イカサマ/ダブルウイング/不意打ち/挑発
意地 201-201(252)-116(4)-×-118-151(252)
本構築のダイマエース。
当初はカイオーガやホウオウとの打ち合い意識での物理採用だったが、イベルタルやサンダーメタとして選出されるチョッキキュレムなど本来不利をとるポケモンに勝てたりもした。
特化珠不意打ちの火力が凄まじく、ダイウォールを挟むことでダイジェットやダイアタックによるS変動を無視して打ち勝てたり、裏の圏内まで削る動きが強かった。
HP1でも残しておけば不意打ちでガラルヒヒダルマを確定で落とせたりするので、安易に切らないように心掛けた。
ダイウォール媒体となる挑発は、あくびステロ展開の阻害や受け駒を機能停止にできたりとかなり使い勝手が良かった。特にコスパダイナの起点にならないのが偉い。
特殊と違いザシアンへの打点が無いため、ダイマ中に裏からザシアンを出されると処理できないので、ゴツメや麻痺で疲弊させ、一貫を作ってからダイマを切るようにしていた。
最終日にミラーで負けることが何度かあったため、飛行技をゴッドバード(無振りダイマイベルタルがダイジェット×2+珠ダメ×2で98.8%で落ちる)にしたり、Sを削って耐久に振ることも考えた。しかし、非ダイマ時の安定性に欠けることや、S1上昇で黒バドを抜けなくなるのがストレスだと感じたためこのまま使用した。調整すれば拾えた試合もあったので一長一短だと思う。
ザシアン
持ち物 朽ちた剣
特性 不撓の剣
巨獣斬/じゃれつく/身代わり/剣の舞
陽気 199(252)-190-135-×-136(4)-220(252)
Sは相手のザシアンやムゲンダイナ、ドラパルトの上を取りたいため最速まで振った。サンダーで麻痺を引けなくても同速以外のザシアンを上から処理するルートを取れるのが偉い。
環境にいるほとんどのザシアンが耐久に厚い火力のある個体だったため、サンダーを選出しなくても対面から打ち合えるようにH振りにした。
技構成は一致最大打点の巨獣斬とサンダーへの打点となるじゃれつくまで確定で、火力を補うために剣の舞を採用した。
身代わりは、一方的に相手のダイマターンを枯らしてこちらの後発ダイマを通したり、イベルタルの初手ダイマから後発ザシアンでダイマターンを枯らして不意打ちや襷マンムーでスイープする動きが出来たりと立ち回りの幅が広がった。他にも不意に飛んでくる状態異常技を無効化できたり、身代わりを残せればメタモン対策になるのも偉かった。
ここまでHに振っていると無振りサンダーのボルチェンを身代わりが乱数で耐えるので、逆に剣舞の起点にできたりすることもあった。
鋼炎への打点が無いのでインファか聖剣と入れ替えた方が立ち回りやすくなる。
サンダー
持ち物 ゴツゴツメット
特性 静電気
放電/暴風/羽休め/ボルトチェンジ
図太い 197(252)-×-150(252)-145-111(4)-120
主にザシアンへのクッション枠として採用した。
シーズン序盤はヌオーを使用していたが、カミツルギが重かったため変更した。
特化巨獣+じゃれで落ちてしまうことが多く安定はしないが、受け出すだけでアドを取りやすく、ボルチェンによる対面操作もできるため重宝した。
上振れれば受け出しからそのままザシアンを突破することもあったが、どうしても数的不利をとりやすかったため、場持ちを良くするためにアッキの実を持たせたり、構築単位でナットレイが重いので熱風採用でも良かった。
マンムー
持ち物 気合の襷
特性 鈍感
意地 185-200(252)-101(4)-×-80-132(252)
イベルザシアンが苦手とするサンダーランドなどに強めだと考え採用した。選出するとほぼ腐ることが無く、先発性能もスイープ性能も高かった。
ストーンエッジはヌケニンへの打点や、イベルタルのダイマがなくてもホウオウの処理ができる(焼けたら無理)ため採用していた。実際警戒されずに何体か倒したので採用して正解だった。
ラッキー
持ち物 進化の奇石
特性 自然回復
地球投げ/卵産み/電磁波/ステルスロック
図太い 325-×-62(252)-×-149(188)-79(68)
サンダーへの圧力枠として採用した。
珠カイオーガやその他特殊エースを考えるとハピナスの方が安定するが、物理相手にもある程度居座って電磁波、ステロを撒ける点を評価してラッキーにした。
歌うの採用も考えたが、電磁波も刺さる場面があったので最後まで変えなかった。
Sは麻痺った最速90族抜きにしていたが、役に立った場面がなかったので普通にHとDに振ったほうが強い。
ドヒドイデ
持ち物 黒いヘドロ
特性 再生力
熱湯/自己再生/毒毒/黒い霧
図太い 157(252)-×-224(252)-73-163(4)-55
水炎の一貫があったため補完として採用した。
選出率は一番低かったが、ウオノラゴン入りやイベルタルの初手ダイマからラッキー+ドヒドイデで詰めれると思った時に選出していた。
たまにザシアン入りに出していたが、ワイボ持ちが無理なため当たったら割り切って降参していた。
黒い霧はトーチカと迷ったが剣舞ザシアンや積み展開に強かったので採用して正解だった。
この枠は最後まで悩んだが、最終日に特化珠エスバや竜舞珠ネクロに破壊されていたので、その辺りをいなせるポケモンにしたいと感じた。
【選出】
基本イベルザシアン@1で相手の構築に合わせて選出する。
相手の選出がザシアン@2がほとんどだったので、イベルザシアンサンダーの選出が多かったが、マンムーを出せない構築がほぼ無かったため、イベルザシアンマンムーも積極的に選出していた。
ザシアンが刺さらない構築や、受け構築にはイベルラキドヒドやイベルラキサンダーで選出し、数的有利をとってTODすることもあった。
【最後に】
ここまで読んで頂きありがとうございます。
2度の竜王戦環境で全く勝てずダイマックスに苦手意識が出てきていたので、新ルールでレート2000と最終2桁を達成できて素直に嬉しいです。
今期以降潜れる時間が減りそうなので、目標の2100は難しくなるかもしれませんが出来る限り頑張っていきたいと思います。
何か不明な点があればこちらまでお願いします。